こんにちは。りゅうと申します。
介護保険における通所介護、つまり デイサービスは介護保険のサービスのなかでもよく利用されているサービスです。
街中でも、よく送迎車を見かけますよね。
しかしながら、どういったことをするところなのか、いくらかかるのか、どこを選んだらいいのかなど、内容はまだまだ浸透していない部分も多いです。
私自身、いろんな相談を受けます。
この記事では、デイサービスとは何なのかを料金なども含めて、できるだけわかりやすく説明させていただこうかと思います。
デイサービスとは何か?
デイサービスとは、介護が必要な方がデイサービスセンターに通い、お風呂やトイレ・お食事などの日常生活上の支援・介護をするところです。
デイサービスには介護職員が複数名いて、利用できる最大人数によって人員が増えます。
相談員や看護師・機能訓練士も配置されていて、生活に関する相談や健康管理、機能訓練も行ってくれる包括的なサービスになります。
朝、送迎車に乗ってデイサービスセンターに行き、夕方帰ってくるところがほとんどだと思います。
一概には言えませんが、自宅での入浴が難しい方、自宅にこもりがちで周囲との交流が減っている方、筋力が弱ってきている方などが利用するサービスになります。
また、自宅での介護者の身体的・精神的負担を和らげるための場所でもあります。
料金について
デイサービスの料金は、少しややこしい仕組みになっています。
基本的な部分は厚生労働大臣が全国一律で決めるのですが、住んでいる地域やデイサービスセンターの規模、利用時間、利用される方の介護度によって変わってきます。
また、所得や財産によっても自己負担の割合も変わってきます。
通常規模のデイサービスでの一例を載せておきます。
3~4時間 | 4~5時間 | 5~6時間 | 6~7時間 | 7~8時間 | |
要介護1 | 364 | 382 | 561 | 575 | 648 |
要介護2 | 417 | 438 | 663 | 679 | 765 |
要介護3 | 472 | 495 | 765 | 784 | 887 |
要介護4 | 525 | 551 | 867 | 888 | 1008 |
要介護5 | 579 | 608 | 969 | 993 | 1130 |
地域区分を含めず負担割合が1割の場合の一回の利用料金表です。
あっ、単位は円です。^^
これに、入浴したら+50円、
個別に計画立てて機能訓練をしていたら+46円
といった加算がついて1回の値段が決まります。
加算があるかどうかはデイサービス事業所の人員配置や体制によって変わります。
しっかりとした人員配置やいろいろな取り組みをしているところは値段が高くなっていくということになりますね。
これはあくまで一例ですので参考までに。
内容について
デイサービスの内容や営業時間は、事業所によって様々です。
主に
・入浴やトイレなどの日常生活の支援や介護
・日々の健康管理
・体を動かす体操や、専門職による生活動作の訓練
・書道やおやつ作りなど楽しむ時間のレクリエーション
・お食事の提供
などです。
ほかにも自宅での生活の相談や介護保険の相談なども行えます。
事業所によって、訓練に特化したデイサービスやレクレーションに力を入れているところもありますので、状況にあったところを選ぶといいと思います。
選ぶポイント
利用される本人様にあったサービスを提供しているデイサービスを選ぶのはもちろんですが、デイサービスを提供するのは人間です。
見学や体験利用もできますので、設備と一緒に働いている職員さんをしっかり見ておくのがポイントです。
基本的なところですが
・挨拶が利用者様はもちろん、職員間でもできているか
・身なりは清潔か
・しっかり話を聞いてくれるか
・しっかり説明をしてくれるか
・笑顔はあるか
こういうところが事業所の全体を表していると思います。
いくら設備が整っていても、かかわっていく人が信頼できないと元も子もないですもんね。
上記したように、どこのデイサービスに行っても基本的な料金は変わりません。
それならいいサービスを受けたいですよね^^
おわりに
今回は、デイサービスの大まかな内容をまとめさせていただきました。
今はほんとにたくさんのデイサービスがあります。
場合によっては1日の半分を過ごす場所になります。
自分の親族を支援してもらうので、ケアマネージャーに任すのではなくて、しっかり内容や人を吟味して選んでいきたいですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました^^
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